この10年間、父と無線応用機器開発に努めてきた。(室内用高精度測位システム)
でも最近は倹約生活が長く、悶々とした日々を送っていた。
そんな折、大学時代の後輩がマンガ家デビュー。たちまち売れっ子に。
「自分もいつかマンガ家に…」
さすがに本気で目指したこともなかったし、もう若者でもないので、あんまり無茶は言わないが、正直なところ、ずっと漠然と思っていた。
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初めてアニメに目覚めたのは小学6年生のころで、やはり『ガンダム』だった。
2学年違いの兄の影響で、アニメ雑誌を購入したり、同人誌即売会に連れて行ってもらったりしていた。
少年マンガや流行り物が嫌いなわけではないが、ちょっと癖のあるものも好きで、以前は「ガロ」なんかもよく読んでいた。(ガロは、作者には原稿料が出ないマンガ雑誌だったが、その分、芸術性・文学性の高い怪作を編集長が支えていた。今後、もしマンガにかかわっていけるならその精神に倣いたいと思っている。)
また、日本だけでなく外国のマンガにも興味がある。言葉はほとんどわからないが、各国それぞれに、日本の常識とは全く違った味わいがある。
例えばアメリカでも、日本ではあまり知られていない、まじめに連綿と続く歴史がある。
日本の「Manga」は、世界中から注目されているが、流通が不十分らしい。しかし、彼らも何とかして日本のMangaを楽しむために正規の出版に頼らずに、いろいろな活動をしている。けれども問題になる活動も含まれている。
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作家、クリエイター側から見れば、相当にスキルがあるにもかかわらず、プロになる難しさ、ヒットを生み出す難しさ、仕事を長く続ける難しさのためにプロになるのを断念し、身を削りながら創作活動を行っている人が相当いるのではないか。
一方プロになったとしても、売ることばかりを考えた作品づくりが常識となった現状では、本当に自由な創作ができているのだろうか?
世界中で多くの人が「Manga」という切り口で楽しんでいる。
そうやって頑張っている人々やその作品たちを、日本という範囲に留まらずグローバルな範囲で発信し、ヒト同士のコミュニケーション、さらには精神的支柱として発展できるそんな場、そんなメディアが創れないか?
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独学でプログラミングを学び、楽しみながら技術を磨いてきた。
プログラムの仕事は、知識と工夫次第でいろいろなことが実現でき、すぐに世界中に発表できるのが最大の魅力、プログラムコードを書く際にパズルを解くような楽しさもある。
誰かにとって面倒くさい事や大変な事こそが仕事として意義や面白さがある筈。しっかり追求していきたい。
せめて一生のうち、ひとつでも誰かに「これよかったよ」と言ってもらいたい。
世界中のクリエイターやMangaファンのためにも、彼らを取り巻く関係者のためにも、(もちろん自分もだけど)皆が楽しみながら活き活きとした毎日が送れるような、そんな「場」を創造したい。そんな想いでこのサービスを造りました。
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